花一

え～、

【バレンタイン】だったのに、チョコレートネタをしていませんでした・・・(^^ゞ

 

バレンタインのエピソードじゃないですけど、チョコレートがらみのお話をひとつ・・・・・

 

何年か前、夏休みに実家に帰省中でのひとコマ、登場人物は、うちの息子KS(当時中３)・KKさんとこの息子KI(当時高３)、そして私の姪っ子NM(当時小５)です。

 

姪っ子のキャラは・・・・・神奈川に住んでいるので共通語(田舎モノにとって、ココかなり大事なトコロ^_^;)、かなりの“おしゃま”さん、夢見がち、ちょっと高飛車！

《わがままなお姫様》・・・・・を想像していただけたらよいかと

・・・(o｀∀´o)ｸｸｸ

 

そんでもって、うちの子たち二人は・・・べたべたの益田弁、優しいんだけど、当時はまだ女の子なんて！って感じの田舎モノで、中３と高３とはいえ、“スターウォーズごっこ”をしちゃうような、まだまだ子供！

《田舎のネズミ》・・・ってとこですか(^^ゞ

 

そんな３人が繰り広げたエピソードです！

 

普段、周りに男の子はいないらしいお姫様、

『ねぇ～ぇ！お兄ちゃん、○○なんだけど、どぅお？』

とか、何かおもしろいことがあると、

『うふふ、Kちゃんたちったら！』

など、“女子フェロモン”・・・

とでもいうのでしょうか・・・

満開で、べったりと息子たち二人にくっついて回っておりました。

 

まぁ、お姫様ですから、最初のうちは田舎のネズミどもも気を使って彼女のいいように、いろいろ付き合っていましたが、とうとう手に負えず、逃げ出してしまいました！

 

そこで、普段あまり会わないし、どちらかというとスパっとモノを言ってしまうタイプなので、彼女の中では“コワイオバサン”のポジションになってる私が、お姫様を買い物に連れ出し、一通り買い物を済ませて最後にデパートの食料品街で【ゴディバ】のチョコレート売り場の前を通りかかったとき、どうも欲しそうな様子。

『Nちゃん、チョコレート買って帰ろうか？』

と聞くと、うれしそうに

『うん！』

と返事。

ショーケースの前に立ち、おいしそうなチョコレートに目移りするお姫様！

迷った挙句５つ選んで家に帰りました。

 

すごく食べたそうだったのに、置いたままだったので、どうして食べないのかたずねたら、こんな返事が・・・

 

 

『お兄ちゃんたちにもひとつずつ分けてあげるから～』

 

おぉ～～！

 

 

お姫様にしては良い心がけじゃぁありませんか！

 

『そうなんだ。ありがとね』

と言って、数時間後・・・・・田舎のネズミが帰ってきて・・・・・

 

『ねぇねぇ、Kちゃんたちぃ～、

チョコレートがあるんだけど一緒に

食べない？』

 

と、お姫様。

 

それまで、さんざん振り回されてきた彼らは怪訝そうな顔で、だけども

 

 

『あ・・あぁ～、ありがとう』

 

と、寄ってきました。

 

お姫様が出してきたチョコレートを見て、さすがの田舎のネズミでも“高級品”とわかったのか、なかなか手が出せません。

 

もしくは、危険を察知していたのか・・・・・

 

『Nちゃん、先に選びんさい！』

 

(おぉ～、田舎のネズミよ！よくできました)^o^()

 

『うぅん、お兄ちゃんたち、

先に好きなの一つづつ取って

いいわよ！』

 

 (まぁまぁ！お姫様にしちゃ～いい心遣いじゃない！)

 

・・・・・・と、２～３度こんなやり取りの後、とうとう田舎のネズミたちが

 

『ほいじゃぁ、もらうけぇねぇ～』

 

と、一つづつ手に、続いてお姫様も手に取り、仲良く３人で食べました。

 

メデタシメデタシ♪♪

 

 

 

 

 

･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

で、終わると思ってたら、大間違い！！！

 

 

その後、お姫様のお母様(私の妹ですね！)が帰ってきて、

『Nちゃん、チョコレート買ってもらったの？良かったねぇ～』

 

 

『うん、でもねぇ～、Kちゃんたちったら、Nチャンより先に取っちゃうんですもの・・・・・

 

 

“レディーファースト”

 

って言葉、知らないのかしら!?』

・・・・って、

な！な！

なんですと～～～～～！！！

 

 

 

ι(◎д◎)ノヾ 

 

“レディーファースト”

 

 

だぁ～～～～!?

 

 

『いらんって言ったのに、勧めたのはおまえじゃないかぁ～～～！』

 

＼(ToT)／

 

『さんざっぱら、お～よそ

 

“レディーらしい”

 

 

振る舞いもできんお前に言われたくないわ～～～』

(ー_ー)!!

 

 

アイヤー！　これは、心の声・・・・・(>ε<)

 

 

田舎のネズミも、一部始終を見ていた私も、まさかそんな落とし穴が隠れていようとは思ってもいませんでしたよ～～～(´Д｀)

 

恐るべし！！

都会のお姫様！！！

 

いくら小学生とはいえ、都会に暮らすお姫様と田舎のネズミでは、踏んでる修羅場の数が違っていたようです・・・・・

 

 

 

それ以来、田舎のネズミたちの頭には、しっっっかりと

 

 

“レディーファースト”

 

 

という言葉が刻み込まれたことは、言うまでもありません(￥△￥;)

 

 

あれから、お互い大きくなって、実家に一緒に帰ることもなく、会っていないけど・・・

どのようなステキなお姫様に成長されたことでしょうかネェ～？？

 

（＾◇＾）♪

 

タグ: お姫様, チョコレート, 田舎のネズミ

“チョコレートの思い出　　(島根)”には2 個のコメントがあります。

1. 15-096 より:

   2010 年 2 月 16 日 7:13 PM

   小学生からそんな『へろもん』が出ているなんて！
   順調に姫サマがお育ちになられれば。
   世の男は叶いませぬな((*´∀｀*))ヶﾗヶﾗ

   「れでーはーすと」(ﾟдﾟ)
   でかい息子は１００パーころがされてしまう(ﾉ∀｀*)ﾍﾟﾁ

2. 72-004 より:

   2010 年 2 月 17 日 8:56 AM

   そーでございます(>ε<)
   田舎のネズミたちは、ぐるんぐるん転がされてました！
   実家に帰る話になると、
   『あいつ来てないよねぇ～？』
   と、いまだにトラウマはあるようです・・・・・
   ～K～