花一

益田市が誇る【島根県芸術文化センター】愛称を《グラントワ》といいます。

杮落としには【小澤征爾】さんのオペラ公演があった事は以前このブログでお話しましたが、

もう一つ、開館記念講演がありました。

【假屋崎省吾】さんのデモ＆トークショーです。

もう数年前のことになりますが、その時のエピソードを・・・

 

島根県でコンサートや公演など〝有名人〟のイベントといえば松江が当たり前の相場になっています。

そこに、開館記念での有名人!!

しかも、私達の仕事にも関係のあるお方！

仕事をさっさと終わらせて会場に着くと、すでに満員です。

入場整理券のみで自由席だったため、空いている後ろの席へ

『ここだって、東京ドームならアリーナだわよ!』

などと、負け惜しみを言いながらもワクワクして開演を待ちました・・・・・

・・・・・・なのに!

定時が過ぎても一向に始まる様子がなくだんだんお客さんがざわめき出した時、假屋崎さんがトラブルで、たった一便の石見空港着の飛行機に乗れずその後の広島着の飛行機になり、現在こちらに向っていること、二時間ほど開演が遅れるとのアナウンス。

そこで帰られる人もいくらかはいましたが、殆どの人は残っていたように思います。

私も、

『え～～～～っ』

とは思ったけど、逆に

『それでも来て、それからステージしてくれるんだ!』

と

『せっかくだし!逃しちゃならねぇ～』

で、息子も一緒にいることだし、早く帰らないと困る人もいないし(^^ゞ　二時間待ちましたよ!!!

 

そして、満を持して假屋崎さん登場!!

 

『ま～みなさん、ほんっとに申し訳ございません。空港に向う途中、事故渋滞に巻き込まれちゃって!ホントにすいませんねぇ～でも、こんなに沢山の方が残っていらしてくださって・・・益田の人ってみんなヒマ人なのね～』

 

などと、テレビのイメージそのまんまの假屋崎さん特有の心のこもったお詫びからステージが始まりました。

楽しいおしゃべりと、デモンストレーション。

あっという間に時間が過ぎてステージは終了。

その後、書籍販売のコーナーでもしっかりサインを頂きました(*^^)v

時間はすっかり、午後１１時をまわっていましたが、疲れた顔ひとつせず並んでいる一人一人に、きちんとまたお詫びや感謝の言葉や一言二言づつでも会話もあって、プロとしての姿勢を目の当たりにした思いでした!

そして自分を振り返ると、接客の途中で・・・・・な気分になった時、つい顔に出てしまうことが〝しばしば〟・・・・・(=_=)

お店に来て下さるお客さんからしたら、私達がプロであるという姿勢をちゃんと持っていなくちゃ・・・・・

と、そんなことを反省しつつ家路についたのでした・・・・・

 

 

その反省・・・・・今に活かされているかどうかは・・・・・・・・・・・

 

やっちゃった後に思い出して、また反省の日々・・・

 

まだまだ修行が足りません<m(__)m>

タグ: グラントワ, 假屋崎省吾, 萩・石見空港