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花一（島根県益田市 花屋）のブログ
災難は忘れた頃にやってくる！！ (島根)
2010年03月23日 6:10 PM
お彼岸も一段落、婚礼も無事終了した昨日の午後、一本のご注文の電話がありました。
ご注文内容は・・・
『自宅で送別の会を開くから、花束を配達して欲しい。
予算は￥１５，０００で、１８時から会をするから、それくらいの時間に来てください。
お支払いはその時にします。』
そして、お届け先のお名前、住所、電話番号をお聞きして電話を切りました。
月曜日ですから、広島からの仕入れの帰りを待って、新しいお花で作りましょう！
届け先は車で３０～４０分の山間部の住所でした。
ご注文いただいたお客様には悪いけど、地名だけ聞いても辺鄙なところ、地図で見てもイマイチわかりにくい場所で、YMさんと兄ちゃんとKKさんで『あーでもないこーでもない』
それでも時間はまだ十分間に合います！
『わからんけぇ、もう一回大体の場所聞こうか？あれなら、ちょっと表に出ててもらえるろ～か？とか・・・』
と、受注時に聞いた電話番号へかけてみる・・・・
何回か呼び出し音が鳴って、転送になる。
『あれ～、準備でも忙しゅうて出れんのんかねぇ』
『まぁ、行ってみらぁ』
夕方、頃合いを見計らって兄ちゃんが出発！！
一時間ほど経った頃、兄ちゃんから電話が・・・
『この家、おんされん(おられない)よ。近所の同じ苗字の家も何件か行ってみたけど、ドコも違うし、その家の本家ちゅー家もあったけど、そこの家の人は九州行ってて帰りは夜中みちょ～なこと言いんさったよ』
たどり着いた家は、真っ暗でおよそ人のいる気配も無く、ましてや宴会(？)などするような様子もないとのこと、
『違うとこ来たろーかぁ、店に催促の電話とかなぁ(ない)？』
『なぁよ～』
おや～～～～～っっ！
ここで、３～４年前のある日のことが思い出され・・・・
それは・・・
『家族が、今亡くなったので家に大至急、枕花を届けてほしい。身内が頼むんだから、名札はいりません。』
という注文に、急いで配達に向かったら、その家では亡くなった人なんていなくて、その日その家には、うちの他に、葬儀屋さん、他の花屋さん、それにお寿司屋さん(だったと思う・・)も来ていたそうで・・・悪質ないたずらに振り回された・・・
ということ！！！
もしかして、また～～～～(/_;)？？？
とりあえず、兄ちゃんにはそのまま持って帰ってもらうことにして、帰りを待っているとき、先にかけた電話の転送先で気づいた、届け先の家の方が不思議に思って、店に電話をしてくださいました。
やっぱり、知らないということ。
これで、確定です(ー_ー)!!
『忘れた頃にキタね～～～↓↓』
『見破る方法は無いかねぇ～』
『電話出るのおそろしゅうなるてぃね～』
電話注文のお客さんを、誰でも彼でも疑ってかかるようになっちゃいますから、それはしたくないですしね・・・
『まぁ、せにゃぁいけん配達忘れたよりはいいと思わにゃぁ・・・・・』
『だますより、だまされた方がよかったと思わにゃぁねぇ・・・・・』
なんて、今朝はみんなでボヤいていましたけど・・・(´Д｀)
でも、名前も住所も電話番号も、実在のところを言われて、
『自宅ですから』・・・と言われたら・・・・・
お店をされている方、あなたなら、どうしますか？？？
“災難は忘れた頃にやってくる！！ (島根)”には4 個のコメントがあります。
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こ、怖いですね・・・
確かに注文受けたら行かないわけにはいかないですしね
初めてのお客様だといつもﾄﾞｷﾄﾞｷしながら受けてますが・・・
一度持って行ったのにお支払いされないなんてことが
あったりしたので・・・（´Λ｀）
お互い相手を信頼してないと商売にならないのに
相手のお腹の中を探りあいながら電話応対するのは
気持ちもすさんでいきそうでイヤですね
騙されると・・・悲しい気持ちになるのですが
それでもお客様の良心を信じてお仕事をするです
お互いがんばりましょうﾈ
そうなんですよね～！
お客様あっての商売人ですから・・・
私たちなりに、まっすぐな仕事をしていくしかないですね
(u_u)o〃
花一さん 災難でしたね・・。
幸いにも私どもでは、こういう類の被害はありません。
電話注文は本当にコワいですが、「わざわざ電話してくれた。」という気持ちがうれしくて信じて仕事してます。
んで、「はじめて様」から高額注文の電話があったとき
あえて、「お電話代がかかりそうなので当店から
かけ直しますね。」と申し上げて、固定電話を聞き出して
そちらへかけます。
でも、難しいところですね。特に遠方・他府県から、当地への
お届け注文だったりすると。お支払いの事、誤字脱字を考えると「記録を残す」意味合いからも、やっぱりメールかＦＡＸがいいと思うんですが・・、これを催促して「急いでるんだ！」と叱られたこともあるし・・。あ～、難しい。一生の課題かも（笑）
けれど、花一さんエライですねぇ、ブログの文面からは
このお客様（？）に対する怒りが感じられません。大人です。
私なら怒り心頭、ボロカスに怒鳴り散らすところです。
別件ですが、以前「オキナワスズメウリ」の時は、お知恵を
ありがとうございました。
名古屋の・・・(書きにくいです^^;)さん
コメントありがとうございます。
本当に判断が難しいところで、忘れた頃に来ました(＠_＠;)
怒りはありますが、それ以上に悲しくなりますし、普段の接客姿勢とかどうだったろう？？？とか・・・いろいろ考えちゃいます・・・何を言っても仕様がありませんから、わが身を振り返る機会を与えてもらったと思うしかないですね(+o+)
“スズメウリ”の件は、うろ覚えでトンチンカンなコメントを残してしまいお恥ずかしい限りです・・・